原発被災地の真実// ~The Silence of the Lambs~
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2013/01/24 05:09
スリーマイルからフクシマへの伝言(4)

烏賀陽 弘道氏によるJB PRESS「スリーマイル島からフクシマへの伝言」の四回目が掲載された。

フクシマの事故対応でも薄々感づいてはいたものの、スリーマイル島原発事故と類似するその内容には驚愕する。


■住民の安全対策が後回しにされたのはお金がかかるから
──なぜアメリカでも日本でも住民の安全対策が後回しにされたのでしょう。
お金がかかるからです。原発のコストが上がって採算が合わなくなる。経済の法則に合わないのです

■市民をミスリードするための確率論
──日本では「メルトダウン事故などあり得ない」という言説が政府や電力会社、学者の間に流れていました。「安全神話」と言います。

「彼らがよく使うレトリックは‘Probability and Risk’(リスクマネジメント用語。起きる確率と損害でリスクを管理する)です。『メルトダウン事故が起きる可能性は隕石が落ちてくる可能性と同じ。100万分の1の確率』などと言います。根拠のない確率論にすり替えてしまうのです。そういう偽りの確率論をやめなくてはいけない
「彼らは『メルトダウン事故が起きる可能性は低い』と言いたいだけなのです。そこに確率論を持ち込んで『100万分の1』とか適当な数字を当てはめる。可能性が低そうに見えれば、数字はいくつでもいいのです。確率論を持ち込めば、科学的に見えるでしょう? しかし実際に『メルトダウン事故の確率が何%か』なんて計測できるはずがないでしょう? 市民をミスリードするだけじゃない。政府さえもそうやってミスリードするのです」
「産業界や政府には『国民を驚かしてはいけない』『パニックにさせてはいけない』と考えるメンタリティがあります。やがては『大丈夫だと必ず言わなければならない』と思い始めるのです」

■放射性がれきを受け入れてはいけない
フクシマ以外の日本の自治体が放射性がれきを受け入れるのは間違っています。『フクシマの重荷を分担したい』という気持ちは分かる。しかしフクシマだけでなく全国で同じこと(被曝)が起きてしまう。やってはいけません

──フクシマでも汚染を承知で避難先から自分の家に戻る人が増えています。心身ともに疲弊してしまうのです。

「人間には『私は大丈夫だ』『悪いことは起きない』と信じたがる心理があります。そして『元の暮らしに早く戻りたい』という心理があります。それを政府は利用するのです」


■アメリカ人は真実に興味がない
「政府はウソを言います。アメリカ政府が『イラクに大量破壊兵器がある』とウソをついたせいで、イラクで戦争が始まりました。何人ものアメリカ人やイラク人が死にました。立ち上がって『政府はウソをついている』と言う人はいた。でも誰も耳を貸さない。アメリカ人はいま‘too fat and too happy’(物質的に満足し切っていて無関心)なんです。フットボールをテレビで見たり、ボートを買ったり家を直したりで忙しくて、真実に興味がない

「私も『お前は共産主義者か?』『トラブルメーカーなのか?』と罵倒されますよ(笑)。傷つきませんし気にもしませんが。福島第一原発事故を聞いたとき、私は怒りました。『避けることができたのに、起きてしまった』と怒りました。そして怖かった。フクシマは日本だけの問題ではありません。世界中に放射性物質をばらまいているのです。それは世界の人類の遺伝子を傷つけているのです」

「アメリカと日本、地球の反対側でまったく同じ事故が起きたのです。もう『事故は起きない』などと言ってはウソになります」p>




スリーマイル島からフクシマへの伝言(その4)
政府も大企業もウソをつく



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2013/01/10 09:41
スリーマイルからフクシマへの伝言(3)

JB-press「烏賀陽 弘道」氏の、スリーマイル原発からの続報を紹介しておく。
今回は、スリーマイル原発周辺に住んでいた住民に起こった健康被害の報告である。

(一部抜粋)


 私が驚いたのは、福島第一原発の周辺住民から聞いた話と一致する話が多いことだ。「事故後、金属の匂いや味がした」「体毛が抜けた」「鼻血が止まらなくなった」「健康被害は避難のストレスのせいだと言われた」。初対面なのに、似た話があまりに次々に出てくるので、オズボーンさんも驚いていた。そして住民の目には健康の異常は明らかなのに、行政や電力会社はもちろん、疫学調査も断定的な結論を避け続けている。ここでも、スリーマイル島原発周辺の話は「フクシマの33年後の姿」のようだった。


■スリーマイルからフクシマへの伝言(その3)
地元住民が訴える健康被害の実態


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2012/12/29 14:57
スリーマイルからフクシマへの伝言(1)(2)

久しぶりの更新になってしまった。
多忙中にも関わらず、敢えて読者の皆さんにも一読願いたい記事を紹介しておく。

フクシマの未来を予見する「スリーマイル事故」からの警鐘である。
このブログでも何度か紹介しているがJB-pressの「烏賀陽 弘道」氏の記事である。
事故がどのような経過を辿り、健康被害が揉み消され、訴訟が握り潰されたか描かれている。
フクシマも全く同様の経過を辿っており、むしろ「スリーマイル事故」から得られた極秘マニュアル通りに事が進められているようにさえ感じる。

以下に冒頭の部分を引用しておく。


 日本の報道ではほとんど「スリーマイル島原発周辺はその後どうなったのか」の報告を見ない。福島第一原発事故後も、なぜかチェルノブイリばかりが報道され、スリーマイル島事故はほとんど出てこない。私はそれが不思議だった。

 福島第一原発事故が教訓を学ぶためには、チェルノブイリよりスリーマイル島原発の方が比較がしやすい。当時社会主義国だったソ連で起きたチェルノブイリ事故と違って、スリーマイル島事故は日本と同じ資本主義国であるアメリカで起きた。政府と電力会社、住民との関係や裁判制度は、旧ソ連よりアメリカの方が日本に似ている。またチェルノブイリは半径30キロ以内の住民は強制的に避難させられ、無人地帯になってしまった。現地に行っても、住民が残っていないのだ。ところが、スリーマイル島原発周辺はそうした強制避難の対象にならなかった。住民はそのままそこに住んでいる。現地に行って住民に話を聞くなら、スリーマイル島の方がいいのではないか。ずっとそう思っていた。そしてアメリカは日本より情報公開が法律で保護されているので、当時の記録を私のような外国のジャーナリストでも読むことができる。

       :(中略)

 話を聞くたびに、福島第一原発周辺で取材した話にそっくりの話が次々に出てくるので、あっけにとられた。政府や電力会社の隠蔽や混乱、新聞テレビの無能ぶりもそっくりだった。スリーマイル島周辺の住民の話は、フクシマの住民の話とそっくりだった。また、日本の原子力防災政策が学ぶべきだった教訓は、すべてそこにあった。30年も前からずっとそこにあったのだ。その意味でも原子力行政や報道の怠業がよく分かった。そして住民の健康被害、疫学調査、裁判の結論など、フクシマがこれからたどるであろう、すべてがそこにあった。それはフクシマの32年後を示す「予知夢」のようだった。それは「原発事故が起きたらこうなる」というスリーマイル島からフクシマへの「伝言」のように思えた。しかし、日本政府や電力会社は、スリーマイル島事故の教訓から何も学んでいなかった。今回から数回に分けてこの「スリーマイルからフクシマへの伝言」を報告する。




現時点で2回目のレポートが掲載されている。

■スリーマイルからフクシマへの伝言(その1)
格納容器の調査に5年、燃料棒の片づけに11年

■スリーマイルからフクシマへの伝言(その2)
被曝を巡る論戦と訴訟の結末


最後に烏賀陽 弘道氏の過去のレポートも再度閲覧されることをお勧めしておく。



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2012/07/29 11:53
謝辞


多忙につき、暫く更新を停止します。

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2012/06/17 09:55
大飯再稼動、広瀬隆氏のメール

(追記あり)
取り急ぎ、日々雑感さんから転載しておく。


大飯再稼動決定に際して、多くに拡まって欲しい広瀬隆さんからのメール

 東京の広瀬隆です。

 大飯原発の再稼働について、福井県の西川一誠(いっせい)知事が自ら「安全論」を語りだしました。ご承知のことと思いますが、私は、西川知事がどのような人格であるかを知りながら、昨年の福島原発事故のあと先月までは、彼の言動が「原発再稼働を直ちに容認せず」であることから、批判を控えてきました。むしろ、賞讃することによって、引っ込みがつかなるように西川発言を引用して、褒めてきました。しかしここに来て、その正体を現わした以上、黙っていることはできません。

 福井県内の自治体首長たちにまつわる原発業界からの利権は、すさまじいものであります。
 一昨年2010年3月7日の朝日新聞の報道にあるように、西川一誠・福井県知事、河瀬一治・敦賀市長、高木毅(つよし)衆院議員の三人は、その代表者です。金のことだけなら、目をつぶっても構いません。しかし、長い間にわたって原発利権によって危険性が隠蔽される事実を目にしてきた私たちは、彼らがトンデモナイことを考えてきた人脈であることを、現在の日本国民に伝える義務があると感じます。
「原発は電源三法交付金や原発企業からの協力金があり、たなぼた式の金だ。放射能の汚染で50年、100年後に生まれる子供がみんな障害者でも心配する時代でない」
 1983年に、この信じ難い暴言を発したのが、当時の全国原子力発電所所在市町村協議会会長・高木孝一です。この発言は、毎日新聞の報道にあるような、なまやさしい表現ではなく、ここに全文の引用を憚るほどの恥ずべき言葉でした。この協議会が、全国の原発立地自治体の総本山として、54基の原発を建設させてきたのです。そして昨年、朝日新聞に報道された高木毅衆院議員が、その息子なのです。

 福島原発事故の前に報道されていた通り、西川一誠は原発立地県の最高責任者として、住民の生活を生命を守るにふさわしくない人間です。そのような人物が、大飯原発の再稼働を容認することは、報道界にとって、取り上げて深く論証すべき、重大な問題ある事実でありましょう。

 これからも私たち日本人は、こうした人間集団に命を預けるのか。子供たちの命を、西川一誠らの福井県内自治体に預けるのか。このまま、原発が動き出してもいいのか。
  2012年6月16日  広瀬隆


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西川一誠ら福井県自治体の正体・金の亡者 (PDF)



(追記)

高木孝一、前敦賀市長は「もんじゅ」の試運転を認めた事も有名であるが、昨年「心不全」で他界している。
天寿を全うしたのだろうか?


原発による敦賀づくり推進 高木孝一前市長死去 93歳

2012年6月2日 中日新聞

 原発誘致による町づくりを進めた前敦賀市長の高木孝一(たかぎ・こういち)氏が一日、心不全のため、敦賀市内の病院で死去した。九十三歳だった。敦賀市出身。自宅は敦賀市沓見六二の三。通夜は四日午後七時から、葬儀・告別式は五日正午からいずれも敦賀市東洋町一の一、プラザ萬象で。喪主は長男で衆院議員の毅(つよし)氏。

 敦賀市議、県議を経て、一九七九(昭和五十四)年から、四期十六年敦賀市長を務め、市長在任中には全国原子力発電所所在市町村協議会の会長に就いていた。

 また、「原発は精神的迷惑施設。その代償は当然だ」と述べるなど、原発立地による町づくりを推進。日本原子力発電敦賀原発3、4号機の増設に同意し、高速増殖原型炉「もんじゅ」の試運転を認めた。



また、読者から問題の講演会の書き起こしを御寄稿いただいたので掲載しておく。
(以前、NHKの特番だったかで録音された音声が報道されていたかと思う。
見つかり次第、ご紹介したいと思う。)



――記――

只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。

一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。
私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行った。

いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。

そのホンダワラを1年食ったって、規制量の量(放射線被曝のこと)にはならない。
そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。
事故が起きたのを聞きながら、その確認しながらフランスへ行ったわけです。

ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。

止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。
ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。

ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。
あるいは北海道で採れた昆布までが…。

敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。
が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。

ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。
まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。
そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのがいわゆる私の趣旨であったんです。
100円損して200円貰うことはならんぞ、と。
そうしたら出てくるわ出てくるわ、
100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。

原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。
正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。
まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。

いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。
まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなあ、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。

笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。

(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索せずにおこう。

キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金ですね、裏金!まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。

それをどれだけ貰っているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。
そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる。
三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。
それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……
うん、いやまあ、建設費はかかりますので、
建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます…(会場感嘆の声と溜息がもれる)。

…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。

この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい、と。今年ひとつやってやろうか、と。
そう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。

あっ、わかりました、ということで、すぐカネが出ましてね。

それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。
今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、
火力発電所を作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。

これで皆さん、3億円既に出来た。
こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。

まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。
火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。

これは(私は)信念を持っとる、信念!

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。
わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。
どうもありがとうございました。(会場、大拍手)



by内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫 ・『1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(広域商工会主催)で、高木孝一敦賀市長(当時)。』




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