原発被災地の真実// ~The Silence of the Lambs~
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2012/03/07 12:29
アルファ線の考察

アルファ線核種については「プルトニウム」の土壌調査結果が出ているが、ウラン等についての報告が出ていない。
唯一、バズビー博士による二本松市の土壌調査ぐらいであろうか。
さて、アルファ線について専門家では無いながらも個人で思考・調査されている方がいる。
α線と鉄板 -野ざらし鉄板がα線を出していた-
福島第一原発の南に位置する「いわき市」からの報告だ。
原発北側の「南相馬市」では南相馬市 大山こういちのブログで調査が行われている。
どちらも大変興味深く、専門家とも連携を取りながら試行錯誤し、比較検討をされている。
そこで今回は「いわき市」の報告に焦点を合わせる。

2012-0~1

特筆する点は、原発事故で放出された核種を追い求め「野ざらし鉄板やマンホール蓋」に焦点を合わせている事だろう。
「アルファ線核種の一部は鉄に吸着しやすい」これが根底にあるのだろう。
また、自費で機器の購入や検査費を捻出し、専門家の講義を受け実践されている。



著者は次のように訴えている。



野ざらし鉄板やマンホール蓋を広域にわたって調査して欲しい。まずはαサーベイメーターで1分間で何回カウントされるかというcpms数を広域で調べて欲しい。そしてそのいくつかについては慎重に核種分析をして欲しい。分析センターや環境防災Nネット、文部科学省にそのような調査をお願いしたが、今のところそれが聞き入れられた様子はない。

私が測定した野ざらしの鉄板やマンホール蓋は大体15cpmから60cpm。路上の錆で100cpm超のものがある。にわか雪のときマンホール蓋の値は 200cpm を軽く超えたが、これは数時間であっという間に低下し、3日もすれば跡形なく元に戻った。

本来は国や県、先ほど述べたしかるべきところで大々的に調査をして欲しいのだが、土壌すら十分に調査しているとは言い難い状況だ。マンホール蓋や野ざらし鉄板の調査はα核種飛散状況を調べるのに重要な役目を果たす可能性が大きいと思っているので、土壌とは別に、是非実施して欲しい。







■著者による現時点での考察

αサーベイメーターによる測定を10月から続けてきて考えるに、マンホール蓋や鉄板から検出されるα線は原発由来の可能性が高いと考えるようになった。肯定的論拠は2つある。

2つの肯定的論拠。
○雨雪や空気中からのラドン娘核種ではなさそう。
 (根拠)
 ・非汚染鉄板を野ざらしにして継続測定したがさっぱりα線のカウント数が上がらないこと。
 ・雨雪後に一時的にα線のカウント数が上がっても数時間でみるみる下がり、
  数日もたてば雨雪の影響はほぼ皆無になること
○鉄板にもともとウランやトリウムとして入っているのではなさそう。
 (根拠)
 ・積み上げられた鉄板で野ざらし部と非野ざらし部に明確な差があること
 ・新品の鉄板を測ったがα線を出していないこと

これに対して次の様な2つの否定的論拠が考えられる。

2つの否定的論拠。
×実際にプルトニウムについては土壌の調査が行われたが、いわきは大したことなかった。
 
×原発由来にしてはα線の値が高いのではないか。
 ・いわきはγ線量率は福島県内では高い方ではない。
  α核種とセシウム比で考えると原発由来α核種は決して多くないはず。


現在考えていることを書き連ねてみた。

自分は見たことはないが、かつて映画の若大将シリーズに道路の鉄板で焼き肉をするエピソードがあったそうだ。そんなことはして欲しくない。マンホール蓋や野ざらし鉄板からα線が出ているものがいくつもある。α線は空気中で数センチしか飛ばないし、紙で遮蔽できるのでα線そのものはそれほど気にならない。しかしα線を放出するもの、α核種は気になる。体内に入ればそれが発するα線のエネルギーは全て体が吸収することになるからだ。

野ざらし鉄板やマンホール蓋を広域にわたって調査して欲しい。まずはαサーベイメーターで1分間で何回カウントされるかというcpms数を広域で調べて欲しい。そしてそのいくつかについては慎重に核種分析をして欲しい。分析センターや環境防災Nネット、文部科学省にそのような調査をお願いしたが、今のところそれが聞き入れられた様子はない。

私が測定した野ざらしの鉄板やマンホール蓋は大体15cpmから60cpm。路上の錆で100cpm超のものがある。にわか雪のときマンホール蓋の値は 200cpm を軽く超えたが、これは数時間であっという間に低下し、3日もすれば跡形なく元に戻った。

本来は国や県、先ほど述べたしかるべきところで大々的に調査をして欲しいのだが、土壌すら十分に調査しているとは言い難い状況だ。マンホール蓋や野ざらし鉄板の調査はα核種飛散状況を調べるのに重要な役目を果たす可能性が大きいと思っているので、土壌とは別に、是非実施して欲しい。

αサーベイメーターによる測定を10月から続けてきて考えるに、マンホール蓋や鉄板から検出されるα線は原発由来の可能性が高いと考えるようになった。肯定的論拠は2つある。

2つの肯定的論拠。
○雨雪や空気中からのラドン娘核種ではなさそう。
 (根拠)
 ・非汚染鉄板を野ざらしにして継続測定したがさっぱりα線のカウント数が上がらないこと。
 ・雨雪後に一時的にα線のカウント数が上がっても数時間でみるみる下がり、
  数日もたてば雨雪の影響はほぼ皆無になること
○鉄板にもともとウランやトリウムとして入っているのではなさそう。
 (根拠)
 ・積み上げられた鉄板で野ざらし部と非野ざらし部に明確な差があること
 ・新品の鉄板を測ったがα線を出していないこと

これに対して次の様な2つの否定的論拠が考えられる。

2つの否定的論拠。
×実際にプルトニウムについては土壌の調査が行われたが、いわきは大したことなかった。
 
×原発由来にしてはα線の値が高いのではないか。
 ・いわきはγ線量率は福島県内では高い方ではない。
  α核種とセシウム比で考えると原発由来α核種は決して多くないはず。


この2つの否定的論拠には反論がある。1つ目の否定的論拠への反論。まず、いわきの土壌調査は十分な数の測定地点が無かったということ。そして今問題にしているのは土壌ではなく、野ざらし鉄板、マンホール蓋、錆であるということ。土壌と鉄・錆で同じ結果がでるとは限らぬ。2つ目の否定的論拠については反論する前にまず論拠自体をおさらいしてみよう。ある核種の量を推定するのに、既に核種分析が済んだ地点における目的核種の量とセシウムの比あるいはγ線量率との比をとって目的核種の量を推定することはよく行われている。これに従えば、いわきには原発由来のα核種は非常に少なく、簡単なサーベイメーターでのα線が検知できるような状況にはないはず、という理屈が成り立つ。巷でよく聞く「原発周辺や高線量地域でさえ●●●(核種)は微量にしか検出されていないのだから△△△(地名)にまで飛散しているはずがない」という主張と同じ論法である。事実に基づく言明なので反論できない人もいるようだ。これに対する反論は、全ての核種が同じように飛散するというのは単なる仮定に過ぎないということ。それが崩れれば原発周辺や高線量地域の話など何の関係もない。事実、ヨウ素や放射性銀は、現在線量率に対して支配的なセシウムとは挙動が異なっていた。α核種もそのようになった可能性がある。いわきの線量率が低いことを理由に原発由来α核種の存在を否定することは出来ない。放射性銀はセシウムに比べ北方と南方に流れたと次の報告書に書いてある。

文部科学省:テルル129m、銀110mの土壌濃度マップ(PDF)




1月16日に来日したベラルーシのラハマノフ大使、ATOMTEX社(ベラルーシ)コゼミヤキン社長の会談が記憶に新しい。
以下に会談に同席した柿沢未途代議士のtogetterから引用する。
「ATOMTEX社のコゼミヤキン社長は、「金属の検査」を何度も強調した。瓦礫の検査は日本でも言われるが、なぜ「金属」について特に言うのか。「鉄くず、金属くずは、溶解してリサイクルされ、再利用されるからだ。放射性物質の付着した鉄くずが再利用され、大問題になった経験から言っているのだ

リサイクル品も注意が必要だが、学校や公園の遊具は大丈夫なのだろうか?
後手後手に廻っている対策、それとも知っていて黙殺しているのだろうか?

少なくても「塗料が剥がれている鉄製の物」は不用意に触らぬよう防護するしかない。

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