原発被災地の真実// ~The Silence of the Lambs~
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2012/03/17 13:57
双葉郡山MPのスペクトルデータの考察

先日公表された「双葉郡山モニタリングポスト(MP)」のスペクトルデータについて考察してみる。
「双葉郡山MP」は福島第一原発の北北西2.8kmに位置しており、北方面への放射性物質の放出に関して貴重なデータである。

point.jpg

まず気になったのは震災翌日、3月12日午前4時20分には最初の放射性物質を検知している点である。
不明な低エネルギー域の上昇以外にもテルル(Te-132)が観測されている。
その他にセシウム(Cs-134)もしくはバリウム(Ba-140)と放射性銀(Ag-110m)らしき物質が観測されている。
ちなみにこの時点では、まだ放射性ヨウ素は確認できていないようだ。
(※注)核種の同定はあくまでも推測。
ss01.jpg
その後、8時20分には判定不可能になるほどのピークを観測している。
もちろん、まだ1号機の水素爆発前である。

ss02.jpg
ピークがやや落ち着き、核種の判定が可能になったのは8時40分、この時には明確に放射性ヨウ素(I-131)が観測されている。
またストロンチウム(Sr-91)と放射性鉄(Fe-59)らしき物質も観測されている事に注目したい。
ss03.jpg
その後も断続的な放出を検知しながら、15時36分の1号機の水素爆発を迎える。
ss04.jpg
爆発後、判定が可能になった17時10分のグラフ。判定できる核種に爆発前とは大きな変化は見当たらないようだ。
ss05.jpg

放射性ヨウ素の降下が遅かった南側(3月15日)に比べ、北側はかなり早い段階(3月12日早朝)、しかも1号機水素爆発前にかなりの量が降下しているのではないか?と推察する。

(追記)
また空間線量について一部のみ公開になっている。
双葉郡山MPでは、1号機水素爆発前の3月12日5:30に7.15μSv/h、8:40には5.87μSv/hを記録している。
空間線量に変化が無かった4:30から、空間線量が急上昇した5:30の間にγ線を発する核種が大量に放出された事も裏付ける。
まだベント作業前のはずである。今後すべてのデータの公開を期待したい。

wd2.jpg



■参考資料

西南西4.9kmに位置する「大熊町大野MP」地点における放射性ヨウ素の放出量試算
(NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図5」より参照)
ヨウ素放出のタイミンググラフ


2011年3月11日〜25日の福島第一原発周辺の風向・風速
wd.jpg
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お世話様です。
3号機爆発映像ですが TUFのものでしょうが
この映像は南にたなびくと頃までしっかり映っていて
マザーテープ編集が推測されます。

黒煙の上昇は何メートルだったのか?
建屋の粉塵や固形物の吹き飛び
および上昇気流に乗ったアスベストの量なども
推定していることと思いますが・・・。

出てきませんね。

2012/03/18 21:26 | 大山弘一 [ 編集 ]


 

お疲れ様です。

3号機の爆煙は、排気塔が120mですので600mは超えていますね。
もっと爆発後の映像が長い物だと1000m級だとわかると思います。

2012/03/20 10:28 | Blade [ 編集 ]


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